STORY
紅茶感全開!甘やかなエチオピアウォッシュドです。
今回ご紹介のエチオピア・ウォッシュドプロセスは、ノルウェーに本拠地を構えるスペシャルティコーヒーインポーター・Nordic Approachから分けていただいたロットです。
ロット名の『Samii』とはNordic Approach独自のエチオピアのフレーバープロファイルのカテゴリの1つ。
Samiiはオロミファ語で青色を意味し、このカテゴリはアールグレイ、ハイビスカス、ホップ、グレープ、スパイスといった風味を持ち、全体としてまろやかで甘さのあるコーヒーを表しています。
このコーヒーの飲んだ第一印象はダージリン!一口目から明確に紅茶のフレーバーが全開で、なかでもホワイトグレープ感のあるダージリンティーの味わいを感じました。
また、後味にかけてミルキーな甘さが長く続き、口の中に残る飲後感はロイヤルミルクティー。エチオピアのウォッシュドにはこうした紅茶感を感じるものはよくありますが、ここまで明確に強く現れているものも珍しいです。
Nordic Approachの独自ロット『Samii』の名に相応しいカッププロファイルだと思います。

Danche(ダンシェ)はゲデオ地区チェルべサにあるオーガニック認証をうけたウォッシングステーションです。
約400名の周辺の小規模農家からチェリーを購入し、高い標高(2,000-2,300m)と肥沃な土壌、毎年優れた品質と収穫量を生産しています。
高地栽培のため、他の地域に比べて収穫時期が遅くなることが多く、チェリーの成熟期間の長さが、このウォッシングステーションで生産される独特のフレーバープロファイルに大きな影響を与えています。

チェリーは手作業で収穫され、その後手選別されます。
選別されたチェリーは、パルピングマシン(伝統的なアガールデ社製ディスクパルパー)に接続されたホッパーに直接投入されます。
コーヒーはホッパーからパルパーへと流れ、パルパーによって果皮と果肉が除去されます。
この機械は、密度に基づいて選別できる設計になっています。
その後、コーヒーはタンク内で水に浸けられた状態で平均72時間発酵されます。
コーヒーは再び水路で選別され、密度の低い低品質のチェリーは浮かび上がり、除去されます。
密度の高い良質な豆だけが高品質ロットとして分離されます。
その後、パーチメントはきれいな水で洗浄され、高床式のアフリカンベッドで約8〜20日間乾燥されます。乾燥は気候、棚の種類、乾燥の進行状況に応じて、2〜8cmの厚さで層状に行われます。