STORY
グアテマラ名門農園のエキゾチックなパカマラウォッシュド!
グアテマラ北西部、メキシコとの国境の近くに位置するHuehuetenengo(ウエウエテナンゴ)。
その中でも、昨今スペシャルティコーヒーの産出地としてその名を上げている地域、Hoja Blanca(オハ・ブランカ)地区に位置するLa Esperanza(ラ・エスペランサ)は、常に品評会で優れた評価を受けている名門農園です。
2009年のCOEで5位になったのを皮切りに、過去7度も入賞を果たしており、2020年には3位、今年(2025年)にも25位に輝いています。
生産者のAurelio Villatoro(アウレリオ・ヴィジャトロ)氏は、その日その日に収穫されたチェリーを少量ずつ小さな精選機にかけ、丁寧に果肉を除去し、パーチメントに仕上げていきます。
当農園では洗浄後のパーチメントを、乾燥させる前にもう一度「ピラ・デ・レモホ」と呼ばれるソーキングプールに24時間浸します。
こうすることにより豆全体の水分バランスを整え、カップに非常に丸みを帯びた味を生み出すといいます。

そんな超名門から、THE COFFEESHOPが愛してやまないパカマラ種のウォッシュドが入荷しました。
中米で広く栽培されているパカマラですが、特にグアテマラ、ウエウエテナンゴで作られるパカマラ・ウォッシュドは、クリーンで明るい酸質を感じられるものが多く、毎年チェックしているエリアです。
今回のエスペランサ農園のパカマラは、シトラス・ストーンフルーツ系の明るい酸とクリーミィ・ボリューミィな質感という”パカマラらしさ”とともに、ブラウンスパイスを思わせるようなエキゾチックな趣を感じました。
クローブ、シナモン、アニスなどの総称であるブラウンスパイス感、甘さを伴ったスパイシーさで、長い後味と複雑な香りを生んでいます。
温度帯によって複雑に変化するフレーバーと甘さで、一杯で満足感のあるリッチなコーヒーに仕上がっています。

BEANS DATA
- 【生産者】Aurelio Villatoro (アウレリオ・ヴィジャトロ)
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- 【農園】La Esperanza (ラ・エスペランサ)
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- 【地域】Hoja Blanca, Huehuetenango (オハ・ブランカ、ウエウエテナンゴ)
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- 【標高】1,524m
- 【品種】Pacamala(パカマラ)
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- 【生産処理】Washed(ウォッシュド)