STORY
スパイシーでフローラルでジューシー。ポテンシャル感じるナチュラルプロセスです!
THE COFFEESHOPでは毎年取り扱いさせてただいているエチオピアの若きプロデューサー・Kenean Dukamo氏。
氏が手掛けるコーヒーのうち、今年は『Hamasho』という地区で収穫されたマイクロロットをご紹介致します。
TCSで過去に取り扱ったKenean氏のロットは特殊なプロセスが用いられたコーヒーでしたが、今年のHamashoはテロワールを存分に活かしたNaturalプロセス。
熟れたラズベリーやアプリコットを思わせるフローラル/フルーティな印象を軸に、チョコレート系の甘さ、そして心地よいスパイシーを感じます。
良質なエチオピア、特にSidama地区のNaturalに見られるジューシーな特徴をこれでもかと詰め込んだ、素晴らしいクオリティです。
特に個人的に気に入っていのは、滑らかでシルキーな質感(Mouthfeel)。明るいフレーバーを象徴的に捉えがちですが、実は心地よい飲み口を支えているのは質感の滑らかさだったりします。
温度変化によるフレーバーの複雑性を味わっていただきたいところですが、あまりの口当たりの良さに気づけばカップが空になっている危険性があります。
くれぐれもお気をつけください。

1996年、シダマ州ベンサ地区出身のドゥカモ兄弟によって創業されたDaye Bensa Coffee(ダイェ ベンサ コーヒー)。
シダマ州ベンサ地区を拠点に、多数のウォッシングステーションと協力農家ネットワークを持つコーヒーカンパニーです。
大規模な生産体制を持ちながらも、ロットごとの品質管理やトレーサビリティを重視し、シダマ各地の多様なテロワールを活かしたコーヒーづくりを行っています。
同社はCup of Excellenceの常連プロデューサーとしても知られ、国際市場において高い評価を獲得してきました。
安定した品質と多様なロット展開により、世界中のロースターから注目されています。
自社ブランド「DUKAMO COFFEE」の展開や、ベンサ地区でのロッジ・体験施設の運営など、生産者とロースター、消費者をつなぐ活動にも積極的に取り組んでいます。

2026年現在、Daye Bensa Coffeeはシダマを代表するトッププロデューサーとして、 さらに存在感を高めています。
約2,500軒規模の小規模農家とのネットワークを持ち、 80以上のウォッシングステーションを通じて、多様なロットを生み出しています。
近年は、従来のWashedやNaturalに加え、 Anaerobic、Cold Fermentation、Hybrid Washed、 Extended Fermentation、DFW(Dry Fermentation Washed)など、 実験的なプロセス開発にも積極的に取り組んでいます。
また、ロット管理や品質評価をデータ化するなど、 生産・品質・トレーサビリティをより精密に管理する仕組みづくりも進めています。
大規模な生産体制でありながら、品質の一貫性とロットごとの個性を両立している点が大きな特徴です。
