STORY
柔らかいながら引き締まった質感。中米エルサルバドルで育ったケニア品種SL!
親交のあるエルサルバドルのエクスポーター・Cafe Norから2025年に届いたクロップのうち、最後の1ロットがこの『Familia Cristiani SL』です。
『SL』はケニア系品種を指します。個人的にエルサルバドルの土壌とSL系品種は好きな組み合わせのひとつ。
いわゆるケニアらしい力強さはないものの、バランスがよく舌馴染みのよいテイスト、引き締まった(Structured)な質感が非常によく現れていると思います。豆の見た目も小粒でコロコロとして可愛らしい表情です。

フレーバーにも派手さはありませんが、マンダリンオレンジ(みかん)系のやわらかい柑橘と、和栗を思わせる香ばしい甘さが印象的。
THE COFFEESHOPらしい塩梅のデイリーWashedだと思います。
Finca El Castelgazzo (エル・カステルガッソ農園)は、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスの三国が交わるトリフィニオ生物圏保護区の中、モンテクリスト国立公園の緩衝地帯にあります。
標高2,418mの雲霧林に囲まれ、特別な微気候が生まれるその地は、コーヒーが卓越した品質を育む理想の環境です。
ここはただのコーヒー農園ではありません。森林生産、環境保全、人の持続的な暮らしを重ね合わせた、終わりのないプロジェクトです。

1995年、創設者マリオとその妻の”ラ・ヘーニャ(愛称)”クリスティアーニの夢から、この農園は始まりました。
彼らは最初から、大地とともに生きる農業生態学的な発想を持ち、持続可能性への強い思いを込めてこの場所をつくり上げました。
いま、その想いは3人の娘たちに受け継がれています。
彼女たちは両親の情熱をそのまま胸に、訪れる人が平和と美しさ、そして自然との深いつながりを感じられる空間を守り続けています。
カステルガッソでは、自然の中で起こることと同じように、持続的で共生的な関係を信じています。
