STORY
重なり合う複雑な甘さ!クリーミィな質感が楽しめるハニープロセスです!
今回ご紹介するコスタリカは、ハニープロセスらしい複雑な甘さと、長く続く余韻が素晴らしいコーヒーです。
飲み口に感じるのはレッドアップルのような瑞々しさ。一言でフルーティなコーヒーと言ってもいろいろな種類がありますが、「Malic(マリック)」と表現されるリンゴ酸系の味わいが印象的です。
このキーワードが出てくるコーヒーは、酸味はあれども丸みがあり、甘さが主体的なイメージがあります。
また、特に後味にかけて感じられるミルクキャラメル・ミルクチョコレート・ブラウンシュガーのような甘さは実に心地よく複雑で、これぞハニープロセスの真骨頂!と言わんばかりの飲み口。
その丸みのある甘さは、クリーミィな質感と合わせて安心感を覚えるようなコーヒーです。
そのポテンシャルを活かせるよう、ほんの少しだけ焙煎を進めた浅煎り後半〜中煎り前半くらいのレンジにまとめてみました。

今回のロットを手がけたのは、コスタリカ・タラス地域で歴史ある生産者一族、モンテロ家の後継であるカルロス・モンテロ氏。
モンテロ家はコスタリカのタラスでのマイクロミル革命においてビジョナリー、先駆者、そしてゲームチェンジャーとして知られています。
カルロス・モンテロ氏は、幼い頃からずっとコーヒーを育てており、歴史の長い農家の家系に生まれました。
彼は自分たちのコーヒーチェリーをプロセスし、消費者とより直接的に関わるというビジョンを持ち、2014年に父の名前を冠したマイクロミル、ドン・エリを設立しました。
カルロス氏は、タラス地域の他の多くのコーヒー生産者にも同じように、ロースターとの関係を築くよう促す重要な役割を果たしました。
常に技術を向上させ、品質を改善し、直接的な関係を強化しています。

今回のロットはハルディン農園で収穫されたものです。
ハルディン農園は、「デスピーク」と呼ばれるタラスで非常に特別なエリアに近く、コスタリカとパナマを貫くタラマンカ山脈の最高地点に位置しています。
ここは非常に高い標高と涼しい気温を持ち、10年や15年前にはコーヒーの成長には適さないものでした。
しかし、農家たちは異なる品種を植える実験を始め、成功を収めています。
新鮮で肥沃な土壌、冷たい気候、ユニークな日差しの当たり方、そして遅いチェリーの成熟が、優れたカップクオリティを生み出しています。
チェリーがドン・エリ・マイクロミルに到着すると、夜の涼しさの中で休ませます。
翌朝早く、コーヒーはパルピングされ、一部のミュシレージが取り除かれます。
パーチメントは、ネットで覆われた高床式乾燥ベッドに置かれます。
コーヒーは非常に注意深く、毎日頻繁に移動させながら、20日間かけて最適な水分量に達するまで乾燥させます。

BEANS DATA
- 【生産者】Carlos Montero(カルロス・モンテロ)
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- 【農園】Finca El Jardin (フィンカ・エル・ハルディン)
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- 【地域】El Llano de La Piedra, San Marcos, Los Santos(エル・ジャノ・デ・ラ・ピエドラ、サン・マルコス、ロス・サントス)
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- 【標高】1,600~1,700m
- 【品種】Catuai(カトゥアイ)
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- 【生産処理】Honey(ハニー)