STORY
力強いフレーバーとリッチな飲み口!大粒ケニアのポテンシャルをお楽しみください!
Guama Factory(グアマ・ファクトリー)は長年素晴らしいコーヒーを生産し続けているケニアキリニャガカウンティに位置しています。
その土地の名前を冠して1974年に建設されて以来、高い志を抱きながら高品質なケニアコーヒーを生産してきました。
運営しているバラグウィ組合は1953年に設立され、12個のファクトリーを所有するケニア最大規模の組合です。
生産者のAurelio Villatoro(アウレリオ・ヴィジャトロ)氏は、その日その日に収穫されたチェリーを少量ずつ小さな精選機にかけ、丁寧に果肉を除去し、パーチメントに仕上げていきます。
当農園では洗浄後のパーチメントを、乾燥させる前にもう一度「ピラ・デ・レモホ」と呼ばれるソーキングプールに24時間浸します。
こうすることにより豆全体の水分バランスを整え、カップに非常に丸みを帯びた味を生み出すといいます。

Guama Factoryの近くにはウォッシュドの精製には欠かすことの出来ない綺麗な川が流れており、これにより年間で約750トンのコーヒーを生産しています。
所属するバラグウィ組合の中でも最大のファクトリーです。
収穫されたチェリーはパルピング前に手作業にて選別されます。
ディスク式のパルパーを使って果肉除去した後、16時間かけてミューシレージ除去のための発酵を行います。
その後水洗されたパーチメントは、最大16時間程度ソーキングされます。
乾燥には最大8~14日程度要し、日中と夜間にはダメージを受けないようにカバーをかけ、丁寧にプロセスを進めています。

これぞケニア!と叫びたくなるような、赤く瑞々しい酸味とフレーバーが印象的なカップです。
近年なかなかこうした"らしさ"を感じられるケニアが少なくなってきましたが、このロットは飲んで懐かしさすら覚える味わいがあると思います。
また、抽出方法と飲む温度帯によっては、スイートポテト(=焼き芋)のような甘さが出ることも。
これも大粒ケニアでときどき見られるフレーバーで、面白がってもらえると嬉しいポイントです。
比較的浅煎りに仕上げていますので、抽出は湯温を上げてしっかり味を引き出してあげるイメージで。
トラディショナルなケニアの魅力をお楽しみください!
BEANS DATA
- 【ファクトリー】Guama Factory(グアマ・ファクトリー)
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- 【組合】Baragwi FCS(バラグウィ組合)
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- 【地域】Kirinyaga County(キリニャガ・カウンティ)
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- 【標高】1,600~1,800m
- 【品種】SL28, SL34, Batian, Ruiru11
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- 【生産処理】Washed(ウォッシュド)