STORY
クリーン&フローラル!一手間加えて丁寧に作られた、素晴らしいエチオピアWです!
言わずと知れたコーヒーの名産地、エチオピア・イルガチェフェの美しいウォッシュドプロセスをご紹介します!
この『Banko Chelchele Washed』を届けてくれたのは、エチオピア専門インポーターであるトランスシーガル社。
代表の二宮さんと"豆顧問"中村さんは、以前THE COFFEESHOPのYouTubeチャンネルにも登場してくれました。
また、同じ産地のナチュラルプロセスは今年の秋にも販売していました。<>br
そちらも大変良い出来だったのですが、このウォッシュドも負けず劣らずのクオリティで届いてくれました!
世界でもっとも著名なコーヒー生産地と言えるエチオピア・イルガチェフェエリア。
高いところでは2,300mにも登る標高、豊かな土壌、土地に適した品種と、高品質なスペシャルティコーヒーを栽培するのに必要な条件をすべて兼ね備えていると言えます。
その特徴は、なんといってもフローラルで甘さを感じるフレーバーにあります。
今回のロットも華やかなアロマがあり、ライムやレモンなど柑橘を思わせる酸質とともにベルガモットのように感じられました。

質感は軽やかな印象でティーライクなイメージ。シュガー系の甘さも相まって、紅茶のような飲み口に。
また、特に温度が下がってきたときには”鰹出汁”のような旨み感も表れてきます。
このニュアンスをエチオピアウォッシュドから見つけたのは初めてかもしれません。
カップの印象は温度が高いときから冷め切ってまで、一貫してクリーンです。
これは今回のロットの精製である『Double Fermented Washed』に由来するのかもしれません。
『Double Fermented Washed』では、通常のWashedのように果肉除去したパーチメントを水洗発酵させたあと、もう一度新しい綺麗な水に浸漬し直すという手のかかる処理を行なっています。
この一手間によって、さらに透明感のあるカップが実現できるのだそう。
実際のカップからも見て取れるクリーンさで、生産地の努力と工夫を感じられる一杯に仕上がってくれていると思います。
みんな好きなクリーン&フローラルなエチオピア・ウォッシュド、どうぞお見逃しなく!
BEANS DATA
- 【インポーター】Trans-seagull(トランスシーガル)
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- 【地域】Chelchele, Yirgacheffe(イルガチェフェ、チェルチェレ)
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- 【標高】1,900~2,300m
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- 【品種】74112, 74110
- 【生産処理】Double Fermented Washed(ウォッシュド)
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