STORY
素晴らしい質感と甘いフローラル!2026年を象徴する新たなスター品種・SL9!
ペルー南部クスコ州、ラ・コンベンシオン郡インカワシ地区。
ネバド・チョケサフラの麓に広がる山岳地帯に、新たなコーヒー産地として注目され始めているアコンチャルカスの地域があります。
険しい山々に囲まれたこの土地は、高地特有の冷涼な気候と豊かな自然環境を備え、コーヒー栽培に適した条件が整っています。
Finca El Progresoは標高約2,250mという非常に高い場所に位置しています。
この高地環境ではコーヒーチェリーがゆっくりと成熟するため、豆は高い密度と豊かな糖分を蓄え、繊細で複雑な風味を生み出します。

この農園を営むのはBilibran Tello。
彼は若いコーヒー農園を育てながら、同時に養蜂にも取り組んでいます。
ミツバチは農園の自然環境を保つ重要な存在であり、彼はコーヒー栽培とともに蜂の世話にも日々力を注いでいます。
現在、農園の生産エリアは約1ヘクタールで、樹齢4年の若いコーヒーの木が育てられています。
また、将来の収穫に向けて、樹齢2年の若い区画も育成中です。
成⾧を続ける農園とともに、この地域のコーヒーもこれからさらに品質を高めていくことが期待されています。
2025年9月から10月に収穫されたチェリーは、36時間の発酵を伴うウォッシュドプロセスで精製されます。
その後、直射日光を避けた日陰の高床式ベッドで約22日間かけてゆっくりと乾燥され、豆の水分を均一に整えながら香りと甘さを丁寧に引き出します。
品種はゲイシャSL9。標高2,000mを超えるアンデスの高地環境と丁寧なプロセスによって、華やかな香りと透明感のある味わいを持つコーヒーに仕上がっています。

THE COFFEESHOPでは初めての取り扱いとなるペルーのSL9という品種。
昨年あたりからいくつかのロースターで目にするようになった品種ですが、今年に入って完全にブレイクしたように思います。
今回のロットのクオリティも実に素晴らしく、カップをとりながらうんうんと頷いてしまうような仕上がりになっています。
個人的に最大の特徴はクリーミィでトゥルトゥルとした質感。
例えるならゼリーやグミのようなイメージでしょうか。
この滑らかで心地よい口当たりは、トップクラスのロットならではの特徴だと思います。
フレーバーも実に甘やかでフローラル。ジャスミンやオレンジブロッサムのような印象と、感じる果実はマンゴスチンやホワイトグレープなど、白い果肉のニュアンスがあります。
エイジングをしっかり効かせることで焙煎による粗が取れ、よりクリーンに明確な甘さとフレーバーを感じてもらえるはず。
BDS発送の第300回を記念するにふさわしいロットだと思います。ぜひお楽しみください!