STORY
待望の再販!上質な甘さを感じるコスタリカ・ホワイトハニーです!
『Costa Rica / Santa Teresa 2000』という農園は、THE COFFEESHOPにとって特別な意味をもっています。
この名前を覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、なにを隠そう2024年に開催された【Next Up Roasting Championship 2024】というTHE COFFEESHOPロースター萩原が優勝させていただいた焙煎コンペティションの、課題豆になった農園です。
個人的に自分の焙煎に自信をもつ大きなきっかけとなった大会ですので、非常に思い入れのあるコーヒーです。
昨年のコンペ開催後に発売し、大変ご好評いただいた本農園のロットを、今年も入荷することができました!

今年の仕上がりも素晴らしく、昨年同様繊細なフローラルさと、アップル系の鮮やかなアシディティが心地よい飲み口。
決して派手さはありませんが、じんわりと染み入るような甘さとクリーミィな質感で、毎日飲みたいとおもわせてくれる上質さがあります。
相変わらずスウィートスポットが狭く、焙煎が難しい豆ではありますが、うまく焼いてあげるとその分応えてくれるポテンシャルの高さがあります。
昨年同様、密度が高いゆえしっかりとした水抜きを意識しつつ、繊細さを損なわない炒り上げを意識しました。
優勝した焙煎コンペの課題豆だったからだけではなく、単純に一杯のコーヒーの味わいとして素晴らしく、THE COFFEESHOPらしい仕上がりになっていると思います。
昨年楽しんでいただいた方はもちろん、まだ味わったことがない方にもぜひ試していただきたい一杯です!
<生産者のストーリー>
ロジャー・ウレナは、若い頃からコーヒー農業に関わってきました。
彼の両親と祖父母もコーヒー農家で、どのようにその土地で働くべきかを教えてくれました。
彼自身の言葉によれば、タラズ地域でコーヒーを育てることは、長年にわたって家族で受け継がれてきた活動であり、良い収入源と家族の成長につながると信じています。
ロジャーが小さい頃から働くことが期待されており、父親を手伝いながら酪農とコーヒーの農業活動をしていました。
その傍ら、彼は勉強を続け、高校を卒業しました。
しかし、15歳のときには、自分でコーヒーの仕事を始め、まずはコーヒーの苗木から始め、その後、最初のコーヒー農園を始めました。
1987年、ロジャーはアメリカに働きに行き、お金を貯めました。これにより、故郷に投資し、コーヒー農園を成長させるために必要な資金を集めることができました。
しかし、数年前になって、協同組合が提示する価格が持続可能でなくなったため、サンタテレサのマイクロミルで自分のチェリーをプロセスすることに決めました。

主要な農場であるサンタテレサは、ロジャーが10年前に取得したもので、標高1800メートルから2050メートルまであります。
総面積は60ヘクタールですが、コーヒーが植えられているのはわずか10ヘクタール、大部分の土地は保護された森林です。
ロジャーは、ウェットミルを建設するために最適な土地を選びました。
午後の穏やかな日差しが当たり、雲が早く移動する傾斜に位置しています。
この農場には、ペナゴス製のパルピングマシン、温室内の高床式ベッド、コンクリート製のパティオ、機械式乾燥機、倉庫が設置されており、完全な運営体制です。
BEANS DATA
- 【マイクロミル】Don Cayito(ドン・カイト)
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- 【農園】Santa Teresa(サンタ・テレサ)
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- 【生産者】Roger Urena(ロジャー・ウレナ)
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- 【地域】Santa Maria de Dota, Los Santos(ロス・サントス、サンタマリア・デ・ドタ)
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- 【標高】1,800m〜2,050m
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- 【品種】Catuai(カトゥアイ)
- 【生産処理】White Honey(ホワイトハニー)