STORY
フローラル×キャラメルの甘さ。高いポテンシャルを感じるペルーウォッシュド!
Tunkiは、ペルー南部のサンディア渓谷に生息する幻の野鳥の名前に由来します。
コーヒーはこのサンディア渓谷のイナンバリという場所で収穫されます。
ここは、ボリビア国境付近、アンデス山脈を越えたアマゾン川の源流域に位置する小さなコーヒー生産エリアです。
切り立った崖、険しい山と谷・森の合間に先住民のアイマラ族が静かに暮らしています。
首都リマから遠く離れ、車はおろかバイクも通れない山道の先に点在する農家。
近代化から取り残されたようなサンディア渓谷は、実はペルーで最もポテンシャルの高いコーヒー産地として、注目を集めている産地です。
イナンバリ農協は、プーノ県サンディアのアルト・イナンバリあるコーヒー生産者組合です。
秘境とも言われる厳しい自然環境の中で、フェアトレードなどの認証コーヒーを主軸に、社会性や環境に配慮しながら生産農家の成長を促しています。
1967年に設立されたイナンバリ農協は、COCOVASA農協に属する農協の1つで、1400-1900mの高地に暮らす400名の小規模生産者によるグループです。
この地に暮らす人々は、インカの時代からアンデス山脈に根付くケチュア語族で3世代に亘ってコーヒーの生産を継承してきました。
収益を得る仕事という側面だけでなく、コーヒー生産自体が伝統・文化を守り維持・促進させると言い、“café con sabor a mi tierra”(私たちの土地の香りが漂うコーヒー)を合言葉に、高品質なコーヒー生産を行っています。
BEANS DATA
- 【生産者】イナンバリ農協所属の小規模生産者
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- 【地域】Sandia, Puno(プーノ、サンディア渓谷)
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- 【標高】1,500〜2,000m
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- 【品種】Typica, Bourbon, Caturra(ティピカ、ブルボン、カトゥーラなど)
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- 【生産処理】Fully Washed(フリーウォッシュド)
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