STORY
果実味とアフリカの力強さを感じる、定番のルワンダウォッシュド!
Dukund Kawa Musasa(ドゥクンデカワ・ムササ)協同組合は2000年創立、場所はルワンダ北部Gakenke(ガケンケ)地区で、その使命は高品質のコーヒー豆の生産、精製と国際市場への販売を通し、地域農民の健康で幸福な生活実現のサポートをすることです。
コーヒー精製能力向上を図り、高品質で風味の優れた製品を供給するために、ドゥクンデカワ協同組合3基目のCWSとして、2008年ンカラCWSが操業開始しました。
コーヒ-・チェリーは27.63ヘクタールの農園で生産され、FT(フェアートレード)、RA(レインフォリスト・アライアンスISO/IEC 17065基準)、UTZ(世界最大の持続可能プログラム・コーヒー生産・本部オランダ)等の認証を取得しています。
豆はロングテーブルで選別された後、比重選別され、それからパルパーにかけて外皮が除去され、機械の比重選別、洗浄工程等を経てより優れた豆を選別し、18時間の乾燥発酵を経てアフリカンベッドで太陽の下、約12度の湿度を保てるよう乾燥され、高品質の美味しい豆が生産されています。そして、ルリにある同組合のドライミルで精製後、海外に向け出荷されます。
チェリーの収穫は3月〜10月、精製は4月〜10月。土壌は肥沃なローム層、温度は約17〜18度Cで安定しています。年間平均降雨量は約1,200〜1,300mm。
コーヒーの木は約2.2mの間隔で植えられ、1ヘクタールあたり約2,500本が栽培されています。1農家あたりでは平均約250本の木を栽培しています。
ンカラ地区は指が絡むような丘に挟まれた、年間を通して涼しい気候に位置していて、ユニークな味わいの、実の詰まったフルーティーな豆を生産するのに適しています。
ドゥクンデカワ協同組合は、フェアートレードを通して、農家に高水準の生活をもたらし、持続可能なコーヒー産業の実現に貢献をしています。
今回のロット名にある“0104”という数字は、『4月1日に収穫されたチェリー』という意味です。
ンカラCWSでは収穫日ごとにロット分けができるほど、厳格な品質管理が行われているということがよくわかりますね。
ルワンダのコーヒーには、シトラスのような果実感と、お茶っぽさ、"Earthy"と表現される土っぽさを感じることが多いのですが、今回のロットもまさしくそうした特徴がよく現れています。
ジューシーな果実味はマンダリンオレンジやグレープフルーツ、プラムのような印象があり、冷めるにつれてどこか日本茶・緑茶を思わせるようなほのかな渋み感が上がってきます。
それもあり、ルワンダのコーヒーにどこか”和”を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お茶のように、少し濃度は薄めでさらっと召し上がっていただくことをお勧めしたい仕上がりになっています。
BEANS DATA
- 【CWS】Dukunde Kawa Nkara(ドゥクンデカワ・ムササ協同組合ンカラ)
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- 【生産者】地域の小規模生産者
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- 【地域】Gakenke(北部県ガケンケ)
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- 【標高】1,800〜2,100m
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- 【品種】Bourbon(ブルボン)
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- 【生産処理】Fully Washed(フリーウォッシュド)
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