HOME > コーヒー豆 > Colombia(コロンビア)/Café Pitaya Dragon Fruit(カフェピタヤ・ドラゴンフルーツ)
100g1,026円(税込)
[95ポイント進呈]
【販売期間:2023年3月17日12時0分〜】
するする飲めるような、上品なインフューズドプロセスです。
軽やかな印象に仕上げた浅煎り。
シトラスやストーンフルーツ系の爽やかなアシディティ。
レモンやチェリー、シードル、冷めるにつれてマンゴスチンのような風味。 軽やかな質感で、後味は紅茶のようにすっきりとした余韻があります。
果実味をぐっと引き出すエアロプレスがおすすめ!
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今回お届けのカフェピタヤ・ドラゴンフルーツは、コロンビア中南部のウィラ県でいくつかの小規模農家のコーヒーを集めて作ったロットです。 コロンビアの小規模農家の多くは、優れた品質のコーヒーを作ることができても、ひとつの農園でロットを形成するには収量が足りず、シングルオリジンとして売り出すことはできない場合が多くあります。そうなると、コモディティコーヒーとして比較的安価な価格で売ることしかできず、市場価格の変動によっては農家を続けていくのに十分な収入を得られないこともあります。
今回のロットを形成し届けてくれたのは、オランダ、アメリカ、ブラジル、コロンビアに拠点を持ち、多角的にコーヒービジネスを行うコーヒーカンパニー・Coffee Quest。彼らの生産地での取り組みは、現在とこれからのスペシャルティコーヒー生産を考える上で非常に興味深いものです。以下、Coffee Questのロナルド・デ・ホンメル氏へのインタビューより抜粋してご紹介します。
コロンビアのコーヒー業界は何十年にも渡って、コロンビアコーヒー生産者連合会と限られた大手の輸出業者に独占されてきました。 15年ほど前に市場が開かれ、コーヒー生産者が自ら輸出のライセンスを取得できるようになり、この変化によって多くの生産者はコーヒーで生計を立てられるようになりました。 コロンビアのコーヒー生産者の90%は小規模生産者で、その多くが貧困に近い生活を送っていましたが、小さな農園しか持っていなくても、高い収入を得られる可能性が生まれたのです。
平地にあり工業化されているブラジルの農園と異なり、コロンビアの農園の多くは山の急斜面にあるため、収穫を手作業で行う必要があります。当然、手間とコストがより多くかかり、価格の低い国際価格での取引を行なっているだけでは貧困から抜け出すことは難しいのが実情です。 つまり、コーヒーの品質と価格を高めることがコロンビアのコーヒー生産を存続させる唯一の方法だと、ロナルド氏は語っています。
そのために、前述した価値のあるロット形成を始め、農園への栽培指導や自社のウォッシングステーションを開設。また、生産者への適正な対価の支払いにもこだわりをもっており、それが当たり前になるために事業規模を拡大していくと語っています。 実際にCoffee QuestのHPを見ると、ロットごとに価格の内訳が明記されており、生産者の取り分や輸入・輸出に関わるコストがいくらなのか、一目でわかるようになっています。 https://www.thecoffeequest.com/narino-stations/
私たちロースターとしても、こうしたエクスポーターから生豆を輸入することは、とても意義あることだと考えています。そして当然ながら、コーヒーの品質も実に素晴らしいものです。 ロット名の"ドラゴンフルーツ"というのは、その名の通り精製・発酵のタイミングでドラゴンフルーツの果汁(果肉)を加えていることを意味します。ただ、そのフレーバーが全面に出ているという印象ではなく、あくまでフレーバーの補強という程度に収まっており、インフューズドコーヒーの中ではとても上品な印象を受けます。
TYPICAのサイトにはCoffee Questロナルド・デ・ホンメル氏へのインタビュー全文が掲載されていますので、ぜひコーヒーを飲みながらご覧ください! https://typica.jp/narratives/producers/coffee-quest-colombia/
429円(税込)
7,920円(税込)
100g 1,512円(税込)
100g 972円(税込)
100g 1,026円(税込)
ドラゴンフルーツを精製に利用した、すっきり軽やかなインフューズド・ウォッシュド!