HOME > コーヒー豆 > Honduras(ホンジュラス)/COE2021 #10 La Piedrona(ラ・ピエドローナ)
100g2,052円(税込)
[190ポイント進呈]
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トロピカルなフレーバーと素晴らしいバランスで、COEベスト10入賞も納得のクオリティです。
高いポテンシャルを最大限引き出す浅煎り後半。
シトラス、グレープ、アップルと様々な果実を感じる複雑なアシディティ。
パパイヤなどトロピカルフルーツ、キャラメル、グレープ、うま味を感じる風味。 クリーミィな質感で、チョコレートやシュガーのようなリッチな甘さが長く続きます。
高いポテンシャルを余すところなく抽出できるフレンチプレスがオススメ!
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農園主のManuel氏は、ホンジュラス西部のインティブカ県にある標高1,750mの集落San Juanilloで農園を営んでいます。ふだんは8人の常勤労働者とともに協力してコーヒー栽培を行い、収穫期には5世帯からなる30人ほどのピッカーを雇っています。 Manuel氏は、COE出品ロットのための品種として、カティモール種とレンピラ種を選び、今回はレンピラ種のロットが見事入賞を果たしました。どちらの品種もティモールハイブリッドとカトゥアイとの交配種で、高収量であるけれどカップクオリティは劣る品種として知られてきました。 しかし、栽培方法を工夫することで今回のCOE入賞を果たしたことは、Manuel氏の生産者としての実力を示すものでしょう。
コーヒーを育てる傍らでオレンジやレモン、アボカドの木を植えたり、シェードツリーとしてバナナやReedsと呼ばれる葦のような植物を植えたりしています。 農業用語でCompanion Plants(共栄作物)と呼ばれる考え方があります。たとえば南米ではIce Cream Bean Treeと呼ばれるマメ科の植物が植えられていいますが、マメ科の植物は根に根粒菌という微生物をすまわせて空気中の窒素をアンモニアとして土壌中に固定します。窒素は植物の生長に不可欠な成分のひとつであるため、マメ科の植物は有用なCompanion Plantsとして一般的に知られているそうです。 当農園のオレンジやアボカドも、コーヒーと共に育てることでなにか相乗作用があるのでしょうか。 この共栄作物の相乗効果をアレロパシーといい、科学的には証明されていないことではありますが、農家の知恵として蓄積されているそうです。Manuel氏は、今回COEに入賞したことで収入が増えて、さらに農園を改良していく大きな助けになると喜んでいます。
今回のCOE入賞ロットは、見事10位入賞を果たしたコーヒーらしく、非常に複雑で様々なフレーバーを感じつつ、高いレベルでバランスのとれたカップです。 パパイヤやパイナップルといったトロピカルなフルーツから、温度帯の変化によってアップルやベリー、グレープなど多種多様な果実味が現れてきます。甘さの質もキャラメルからチョコレート、ブラウンシュガー、はちみつなど、めくるめく変化を見せていきます。 また、特にややぬるくなってきたくらいの温度帯では、「うま味」とも言えるような味わいがしたのも印象的。「コク」と言ってもいいかもしれません。 とにかく全ての要素がハイレベルに、それでいて非常にバランスよくまとまった、まさしく最高品質のホンジュラス・スペシャルティに仕上がっています。ぜひお飲み逃しなく!
堂々のCOE10位入賞!トロピカルなフレーバー香る最高品質のホンジュラスです!