STORY
ジューシーさと透明感、エキゾチックさを併せ持つブルンジの魅力!
ブルンジのスペシャルティコーヒーは、日本ではそこまで知名度が高くないものの、そのジューシーな味わいとどこかエキゾチックな魅力のある、個性に溢れた生産国です。
スムースながらどこか紅茶感のある質感、ブラウンシュガーのような甘み、柑橘系の酸のバランスは、他の生産国には見られない独特な味わい。
今回のWashedもそんなブルンジの魅力が満喫できる、クリーンカップに優れたロットです。
温度が高いときにはオレンジやグレープフルーツ系のジューシーさが全面に感じられ、冷めるにつれて感じる果実はアップル系に、またフローラルさが前に出てきます。
同時に甘さもどんどんと増していく印象で、『Improve』というコメントがぴったりくるカップだと思います。

カヤヴェウォッシングステーション(以下、WS)はブルンジ北西部のカヤンザに位置しています。
2024年から稼働を開始した、かなり最新の施設です。
この地域はブルンジの中でも標高が高く、WS自体も1,800mの場所で稼働しており、ナイル川の源流にもなっているカヤヴェ川から精製に必要な水源を確保しています。
このロットはKaseregeという丘陵地周辺で栽培されたチェリーで構成されています。
ブルンジにおいて生産量を伸ばすには、チェリーを運び入れる周辺農家との関係性が最も重要です。
他の多くのWSにおいて支払いの遅れが生じていた中、カヤヴェWSは数多くの努力の末、期日通りに支払いを行っています。

WSに持ち込まれたチェリーは、収穫後6時間以内に果肉処理され、発酵槽での10~12時間のウェットファーメンテーションが行われます。
その後、カナルでの水洗と比重による4段階(A1~A4)のグレーディングが行われます。
ここで必要となる水は敷地内の湧水を利用しています。
シェード下のベッドへ移動し、ウェットパーチメントの状態で6時間かけてハンドソーティング。
その後の乾燥工程には3~4週間を要します。2段式のドライングベッドで水分値18%までの間は下段、それ以降は上段での仕上げ乾燥が行われ、時間をかけて水分値11.5%まで下げていきます。
その後倉庫へ移しレスティングを行いながら、最終的に10.5%まで乾燥させます。
