STORY
初体験のテロワール!甘くクリーンなインド・ウォッシュドです!
THE COFFEESHOPでは珍しい、インドのコーヒーをお届けです!
インドのコーヒーと聞くと耳馴染みがあまりない方も多いかもしれませんが、実はその歴史は古く、17世紀ごろまで遡ると言われています。
19〜20世紀、イギリス植民地時代にプランテーションによって大規模な商業栽培が盛んになりましたが、当然現在のスペシャルティ的文脈ではないロブスタ中心・大量生産向けの栽培が主流でした。
2000年代以降、品種や精製にこだわったマイクロロットに取り組み始める農園や生産者が増え、特に近年発達が目覚ましい”スペシャルティ新興国”のひとつと言えると思います。

今回のロットは南インド、タミル・ナードゥ州にあるサラナーヒルズという農園が手がけたウォッシュドプロセス。
この農園はシェードツリーを生かした自然栽培を行なっており、比較的恵まれた標高も相まって良質なコーヒーを作り出しています。
品種はSL9とCatimor。特にSL9というTypica系品種はペルーなどでも近年よく目にする名前で独特なエキゾチックな雰囲気と時折見せるゲイシャに似たジャスミン感が印象的です。
今回のロットも、明確にジャスミン!と謳うほどではないものの、特に冷めたときに朧げにその輪郭を感じることができます。
また、同時に瓜科のフルーツのような甘さのニュアンスも出てきます。これもゲイシャにときおり見られる個性で、風味の奥深さを産んでいると思います。

こちらのロットはインドのエクスポーター兼インポーター・Yettu(Kaapi & Culture)からのもの。
何を隠そう、先日ロースター萩原が優勝させていただいた焙煎大会の主催会社です。
彼らの取り扱うコーヒーには特殊な精製プロセスのものも多いですが、今回のウォッシュドはクラシックなプロセスで納得の行くクオリティのロットでした。
2026年初めには彼らと一緒にインドへ向かう予定。またどんな素晴らしいコーヒーと出会えるのか、期待をもたせてくれるようなコーヒーです!
BEANS DATA
- 【農園】Thalanar Hills Estate(サラナーヒルズ農園)
-
- 【地域】Valparai, Tamil Nadu(タミル・ナードゥ州バルパライ)
-
- 【標高】1,550m
-
- 【品種】SL9, Catimor(カティモール)
- 【生産処理】36hr Pulp Washed(36時間発酵ののちウォッシュド)