STORY
エキゾチックとクリーンカップの両立!ノルウェーから届いた瑞々しいルワンダです!
このコーヒーは、マヘンベ・ウォッシングステーションで精製されたコレクティブロットで、ジャスティン・ムサビマナ氏が管理しています。
今回のインポーターはノルウェーに本拠地をおくNordic Approach。
ジャスティン氏とは長年のパートナーです。
氏は自身でもコーヒーを栽培しており、素晴らしいチェリーの品質を生産し、精製の経験も豊富です。

地元で育ったジャスティン氏は、しばらくの間離れていた後、父親のコーヒー農園にウェットミルを設立して地域に投資しました。
自身の8ヘクタールの農場に加え、近隣の小規模農家からもチェリーを購入。
この地域はルワンダの他の地域に比べてまだまだ知られていませんが、高い標高があり、コーヒー栽培に取り組む農家が増えてきています。
他のルワンダのコーヒーとは異なる独特のフレーバーがあり、生産者の品質向上のための努力が、常に優れたカップの結果をもたらしています。

ジャスティン氏とマヘンベのチームは、農家からのチェリーの受け入れプロセスを管理する際、厳格なプロトコルを遵守しています。
農家は自分が届けたチェリーの初期選別を行い、必要に応じて訓練を受けたスタッフが追加選別を行います。
その後、チェリーはパルピングの前にタンクに入れられ、水中で密度ごとに分けられ、選り分けられたチェリーは低グレードのコーヒーとして別途処理されます。
ルワンダでは、シーズンを通して涼しい気候が発酵プロセスのコントロールにおいて重要な役割を果たしています。
ペナゴス・エコパルパーという機械を使って、コーヒーチェリーの皮、果肉、そして約70%のミューシレージ(粘液質)を除去。
その後、コーヒーは10~12時間の発酵を行います。
発酵後、パーチメントは洗浄・グレーディングされ、密度に基づいて2つのグレードに分けられた後、きれいな水の入ったタンクで16時間浸漬(ソーキング)されます。

パーチメントは日陰の予備ドライベッドに運ばれ、まだ湿っている状態のまま丁寧な手選別が行われます。
この工程は欠点豆を見つけやすいため、非常に重要です。
その後、パーチメントはドライベッドに広げられ、最大で21日間乾燥されます。
この期間中、日中の最も暑い時間帯や夜間、雨天時には、シェードネットで覆って保護されます。
また、マヘンベでは持続可能な取り組みの一つとして、コーヒーの果肉から有機肥料を製造しています。
BEANS DATA
- 【精製所】Mahembe WS(マヘンベ・WS)
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- 【地域】Mehembe, Nyamasheke(ニャメシェケ、マヘンベ)
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- 【標高】1,900m
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- 【品種】Red Bourbon(レッドブルボン)
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- 【生産処理】Washed(ウォッシュド)
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