STORY
ブラジルスペシャルティ最前線!トロピカルな果実味溢れるオークションロットです!
良い意味で非常に期待を裏切ってくれた、プレミアムなブラジル・オークション入賞ロットをご紹介します!
今回のロットは、ブラジル・エスピリトサント州の生産者向けに開催されたオークション、『Espirit Santo Private Auction(ESPA)』で見事4位に入賞を果たしたプレミアムロットです。
インポーターのSYU・HA・RIから送ってもらったサンプルの中の1ロットとして入っていたのですが、明らかに他のロットとは一線を画すフレーバーと質感で、異彩を放っていました。
価格を見ずに「絶対に買おう」と先に決め、豆の詳細情報を後から見るとなるほど納得、個人的に最重要品種のひとつ『Catucai 785』、しかもオークションロットだったわけです。

このCatucai 785という品種と初めて出会ったのは2〜3年前、そのときもSYU・HA・RIからのオファーでした。
ブラジルらしいナッティ・チョコレートのフレーバーとはまるで異なる味の輪郭があり、カシスやブラッドオレンジのような密度の高い果実味に驚いたのをよく覚えています。
このCatucai 785という品種はブラジル東部に位置するエスピリトサント州の気候と実にマッチしていて、それ以来ずっと注目し続けている品種×産地のテロワールになっています。

今回のFabiano Tomatiniという生産者のロットも何度か購入させてもらってきていますが、今年のロットは特にスペシャルなカップの印象でした。
Catucai 785らしいカシスやオレンジ系の酸質もさることながら、トップに感じるのはマンゴーやメロンのような熟した果実感。
ここまで明確にトロピカルが出ているブラジルのロットはあまり見かけたことがありません。
品種と産地のパワーだけでなく、ダークルーム(暗室)での時間をかけた発酵乾燥がうまく進んだことによる風味かと思われます。
トータルの乾燥期間に40日もかけているので、非常に手間のかかったプロセスが行われています。
迫力のあるフレーバー感を全面に感じますが、しっかりとチョコレートやくるみといったボディ感のある甘さが下支えになっており、ブラジルらしい安心感が添えられているのもポイント。
驚きと安心を兼ね備えた、素晴らしいバランスのコーヒーだと思います。
「ブラジルのコーヒーで100g 3,000円?ゲイシャでもないのに?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、飲んでもらえればこの素晴らしさにきっと納得できるはず。
むしろ、ゲイシャではなくブラジル・エスピリトサントだからこその品種、Catucai 785の新しさを、ぜひ感じていただきたいです。

最後にSYU・HA・RIからいただいたFabianoの紹介文を記載します。
以前一緒にブラジルに行った際にはエスピリトサントには行けませんでしたが、いつか訪れてみたい生産地です。
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ファビアーノとその家族は25年以上前からコーヒーを生産しているが、すべてが変わったのはここ5年。
かつて一家は大量のコーヒーを扱い、果肉をパルプ化するだけですでに特別なコーヒーができると考えていましたが、時が経つにつれ、それだけではないことに気づきました。
そこで2006年からスペシャルティコーヒーの生産に力を入れ、計画を立て、新しい農園を始めるためにコーヒー品種Catucai785の苗を購入し、新しいパルピングマシンを買い、農園をよりよく管理するための投資を行いました。
これらの投資により、今日、スペシャルティコーヒーの生産で素晴らしい結果を得て、地域のコンテストで良い結果を出しています。
特別なコーヒーを作るには、知識、時間、忍耐、家族の力、努力が必要であり、簡単なことではありません。
マルシアーノと彼の家族は、自分たちの職業に情熱を注いでおり、その結果、これ以上ないほど素晴らしいものができたのです。
2025年12月にエスピリトサント生産者向けに開催された第1回プライベートオークション。出品されたロットは10袋から20袋。
このロットは、エキゾチックなメロンのような風味が評価され、オークションのトップ10で4位に入賞しました。
コーヒーは暗室で15日間乾燥させた後、アフリカンベッドで25日間乾燥させました。
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