STORY
ねっとりとした完熟の甘さ!デザート感覚で楽しめるペルー・マイクロロットです!
「今年はペルーの当たり年。」そう言っていたのが誰かは忘れてしまいましたが、本ロットをカップしてその言葉を思い出しました。
ドライマンゴーやミルクチョコレート、バニラを思わせるようなボリューミーな甘さは、他の生産国でもなかなか見られないカッププロファイル。個人的にもここまで甘いペルーには始めて出会った気がします。
そこにはフローラルなアロマと、溶かしバターのような滑らかでねっとりとした質感が大きく寄与しています。リッチな飲み応えで、まるでデザートのように楽しめる1杯だと思います。

このコーヒーを届けてくれたのは毎度お馴染みWashed過激派インポーターのSYU・HA・RI。以前THE COFFEESHOPのYouTubeに出演してくれたときも、これからペルーに注目していきたいと語ってくれていました。
2026年のペルーといえば『SL9』という品種が取り沙汰されていますが、今回のようにBourbon種でも素晴らしいクオリティを感じることができるのは、まさしくペルーという生産国の底力でしょう。
しかもスペシャルティ生産においてはまだまだ伸び代も持っているというのだから末恐ろしい限り。ペルーのこれからにも注目し続けたいですね。

最後にSYU・HA・RIからシェアしてもらった生産者のストーリーをどうぞ。
36歳の生産者であり、農業技術者でもある彼は、妻と共にスペシャルティコーヒーの生産に情熱を注いでいます。フアン・ホセ氏によると、熟したチェリーを厳選して収穫することが成功の鍵だそうです。
農業技術者として働く中で、フアン・ホセ氏はスペシャルティコーヒーの世界を学び、情熱を見出しました。COEをはじめとする地域および全国規模のコンテストへの参加を通して、高い評価を獲得していきました。
熟したチェリーのみを収穫し、チェリーは収穫当日のうちに脱穀され、その後グレインプロの袋に入れられプラスチックタンクの中で発酵工程が行われます。発酵日数は日陰でコンディションに応じて3日から4日ほど。その後綺麗な水で洗いにかけられ、屋根のかかったアフリカンベットで15日から20日かけてゆっくりと乾燥させます。
今回ペルーを訪れた際に多くの小規模農家さんを訪問しましたが、その中で1番フィーリングが合った生産者さんがファンホセ氏でした。彼はリジェネラティブ農法を含めたサステナブルな農園管理を目指して、土壌や農園の環境をしっかりケアしている生産者さんです。
プロセスにおいても、ウェットミルまわりがとても綺麗な状態で保たれていて、彼の丁寧でまじめな性格を感じました。ブラインドのカッピングでも彼のブルボン、シドラ、ゲイシャがとても高いクオリティで印象に強く残っています。
高標高で育ち、丁寧にピッキングからプロセスまでを終えたブルボンのロットは個人的に特にスペシャルで、たくさんの人に焙煎して、飲んでもらいたいです。
