STORY
じんわりと広がる和風な柑橘!TCS定番のPacas Washedです。
ホンジュラスが誇る世界最高峰のエクスポーター・San Vicenteより、THE COFFEESHOPと3年目のお付き合いになるVictor Pazのコーヒーをご紹介します!
ロースター萩原が2026年3月に訪問させていただいたSan Vicenteは、ホンジュラスSanta Barbaraにあるコーヒーエクスポーターです。
彼らはその厳格な品質管理と豊富な農業の知見を基に、素晴らしいテロワールを誇るSanta Barbaraの小規模生産者たちが手掛けるコーヒーを世界中に届けています。
実際に現地を訪問してその仕事を目の当たりにし、彼らが世界最高峰のエクスポーターだと言われている理由をありありと感じることができました。
これから先もずっと取引を続けていきたい、大切なパートナーです。

今回お届けするVictor Paz氏は、San Vicenteから買わせていただいているなかでも3年続けて取り扱いさせていただいている生産者です。
今年の訪問では念願叶って実際に農園を訪れ、Victor氏とお会いすることができました。
農園に行かせてもらった日は残念ながら雨が降っていて、ゆっくりと見て回ることができなかったのですが、Victor氏には彼のコーヒーへの感謝とこれからも宜しくということをお伝えできて、とても良い機会になりました。
Victor氏からはいつもPacasを買わせていただいているのですが、毎年感じるのはどこか和風な柑橘のイメージ。
コーヒーのコメントでは、レモンやライムなどのワードがよく使われますが、Victor氏のコーヒーには柚子やかぼすといった表現をしたくなる、じんわりとした味わいがあります。
今回のロットにもそんな印象があるのですが、同時にアップル系の甘さ、冷めるにつれてストーンフルーツの酸、ブラウンシュガーのニュアンスが現れ、温度変化による複雑性も楽しめます。
昨年のロットより少しだけ発酵が強くかかっているような印象で、焙煎はかなり難しい仕上がりになっていますが、そのぶん丁寧に焼き上げたいと思います。

Victorの父親は、Victorと彼の兄弟の助けを借りて、70年代から00年代にかけていくつかのコーヒー農園を購入し、コーヒー栽培をはじめました。
18歳の時、Victorは父親から相続した土地にコーヒーを植え、それが独立した最初の農園となっています。
34歳の時、彼は価格の低迷と病害虫(この農園は標高が低かった)の問題から、持っていた農園を放棄しました。
しかし2011年、彼はSanta Barbaraの上部に位置するところに土地を見つけました。
彼はこの農地が特別なコーヒーを生産する可能性を秘めていると考えたからです。
この地域の厳しい気象条件のため、この農園の発展は非常に困難でした。
2015年以降、長年の友人であるAngel Arturo Pazのアドバイスにより、Victorはこの分野での経験とキャリアを証明する素晴らしいコーヒーを生産し、販売することができるようになりました。

チェリーは慎重に収穫され、農園内のウェットミルに運ばれ、約48時間発酵袋に入れられます。
その後、チェリーは脱果され、パーチメントは発酵用のプラスチック袋に入れられ、48時間ドライ発酵されます。
発酵後、パーチメントは多量の水で3回洗浄されます。その後、アフリカンベッドに移され、約15~18日間乾燥されます。
乾燥中に、パーチメントは手作業で選別され、欠陥豆が取り除かれます。
BEANS DATA
- 【生産者】Victor Paz(ヴィクトル・パス)
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- 【農園】Por si la hacemos(ポル・シ・ラ・アセモス)
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- 【地域】El Dorado, Santa Barbara (サンタバルバラ、エル・ドラド)
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- 【標高】1,550m
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- 【品種】Pacas(パカス)
- 【生産処理】Washed(ウォッシュド)
- 【エクスポーター】San Vicente(サン・ヴィセンテ)